サブEvent処理クラスの実装

画面における一覧内の行データを扱うサブEvent処理クラスを作成します。
このクラスは行内で発生したイベントを処理するクラスです。

💡画面のイベント処理クラスはDataBeanであるためサブListの他にサブBeanを格納できますが
 サブEvent処理クラスをサブBeanとして親Eventに格納した場合は、サブBeanとして扱われ
 data_load()の実行やイベントの処理制御等は行われません。

実装手順

Event処理クラスは≪Interface≫jp.co.cam.usax.web.event.EventIF.SubEventIFを実現します。
標準処理を実装した下記の抽象クラスをご利用ください。
標準クラス
jp.co.cam.usax.web.event.impl.AbstractSubEvent

基本実装と画面表示処理

AbstractSubEventを継承してEvent処理クラスを作成し必須実装の画面表示処理(data_load)を実装します。
画面表示処理(data_load)は、リスト内の対象行を表示する際に実行されます。
  1. AbstractSubEventを継承したクラスを作成
  2. data_load()メソッドを実装し、画面表示のためのデータ取得処理などを記述

実装例

    public class SampleSubEvent
        extends AbstractSubEvent
    {
        @Override
        public void data_load()
            throws RuleException
        {
            …画面表示前のデータ取得処理などを実装
        }
    }
  

イベント処理を実装

リスト内の行データに対して発生したイベントに対応する処理を実装します。
  1. data_command(command)メソッドを実装し、イベント発生時の処理を記述

実装例

    @Override
    public boolean data_command(final String pmCmd)
        throws RuleException
    {
        if (pmCmd.endsWith("$BTN_SAMPLE")) {
            …イベントの処理を実装
        }

        // true 正常 or false 処理中断(ロールバック)
        return true;
    }
  
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