Event処理クラスの実装

JSPのusax:contentsタグで指定されたEvent処理クラスを作成します。
Event処理クラスはDataBeanを核とし、画面で発生したイベントを処理するクラスです。

(usax:contentsタグの記述例)
<usax:contents master="http://127.0.0.1:8080/_master.html"
 bean="jp.co.hogehoge.SampleEvent"
 title="サンプル画面">

実装手順

Event処理クラスは≪Interface≫jp.co.cam.usax.web.event.EventIFを実現します。
標準処理を実装した下記の抽象クラスをご利用ください。
標準クラス
jp.co.cam.usax.web.event.impl.AbstractScreenEvent

基本実装と画面表示処理

AbstractScreenEventを継承してEvent処理クラスを作成し、
必須実装の画面表示処理(page_load)を実装します。
  1. AbstractScreenEventを継承したクラスを作成
  2. アノテーション:@Transactionにデータベース接続設定(XML)の名称を記述
  3. page_load()メソッドを実装し、画面表示のためのデータ取得処理などを記述
実装例 

    @Transaction({"default"})
    public class SampleEvent
        extends AbstractScreenEvent
    {
        @Override
        public void page_load()
            throws RuleException
        {
            …画面表示前のデータ取得処理などを実装
        }
    }

イベント処理を実装

AbstractScreenEventはRuledDataBeanを継承してWEB用に拡張されたクラスです。
RuledDataBeanの制御メソッド「run()」を実装しており、Transaction制御と
リクエスト情報(USAX_EVENT_EXEC)を用いてEvent処理メソッドを実行します。
※リスト内のイベント処理についてはSubListEventの実装を参照
実装するEvent処理メソッドは以下(xxxxxはイベント名)
xxxxx_check
入力チェック処理を実装(実装省略可)
xxxxx_event
実行処理を実装
xxxxx_error
check/eventがエラーだった場合の処理を実装

実装例 

    /**
     * 入力チェックなどを実装する。
     * @return true 正常 or false 処理中断(ロールバック)
     */
    public boolean btn_save_check()
    {
        return true;
    }

    /**
     * 実行処理を実装する。
     * @return true 正常 or false 処理中断(ロールバック)
     */
    public boolean btn_save_event()
    {
        return true;
    }

    /**
     * 入力チェックや実行処理を中断した後の処理を実装する。
     * @return true 正常 or false 処理中断(ロールバック)
     */
    public boolean btn_save_error()
    {
        return true;
    }
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