Attribute定義(データの属性定義)
Attribute定義はDataBeanと対となるデータ項目の属性を定義するファイルです。
データ項目の属性を定義することで、データの整合性チェックや型変換、表示様式などを自動化します。
Attribute定義における主な機能
💡上記機能のほかAttributeは自由にカスタマイズできます
Global Attribute
DataBean共通のAttributeで、個別のDataBeanに対応するAttribute(Local Attribute)に継承されます。
ルール・エンジンのコマンドに対応する処理クラスもGlobal Attributeに定義されています。
Global Attributeの配置先
/common.propertiesの設定に応じてGlobal Attribute定義の配置先を変更することができます。
# 定義の物理的な配置先(未設定時はCLASSPATHを参照)
settings.directory.repository =
# グローバル・リソースの配置先
settings.directory.resource = /jp/co/hogehoge/resource/
上記例ではGlobal Attributeのパスは
/jp/co/hogehoge/resource/Attribute.xml
です。
Local Attribute
DataBeanと対となる個別のAttribute。Global Attributeの設定を継承する他、
指定したAttributeをインポートことができます。
Local Attributeの配置先
Local Attributeは、対となるDataBeanと同じパッケージになるように配置します。
例えば「jp.co.hogehoge.event.SampleEvent」のAttribute定義は
/jp/co/hogehoge/event/SampleEvent.xmlとなります。
国際化対応(多言語化対応)
Attribute定義は多言語化されており、ファイル名に言語コード及び国コードを付加したものを
複数配置することで多国籍ユーザー向けのシステムが容易に開発できます。
(様式)
Attribute_言語コード_国コード.xml
/
Attribute_言語コード.xml
(例)Attribute_en_us.xml / Attribute_ja.xml
適用されるアトリビュート定義ファイルの優先順位
英語を例とした適用される優先順位は以下の通り
Attribute.xml < Attribute_言語コード.xml < Attribute_言語コード_国コード.xml
(例)英語対応にて以下の3ファイルを作成した場合
- Attribute.xml
- Attribute_en.xml
- Attribute_en_us.xml
米国のユーザーはen_usが適用され、豪州や英国のユーザーはenが適用、
その他の英語圏でないユーザーは標準のAttribute.xmlが適用されます。
Attribute定義をカスタマイズする
Attribute定義は任意にカスタマイズでき、機能を拡張できます。