Rule定義

Rule定義はルール実行エンジンで処理される業務ルールを定義したXMLファイルです。

Rule定義における主な機能

Global Rule

DataBean共通のRuleで、個別のDataBeanに対応するRule(Local Rule)に継承されます。

Global Ruleの配置先

/common.propertiesの設定に応じてGlobal Rule定義の配置先を変更することができます。

    # 定義の物理的な配置先(未設定時はCLASSPATHを参照)
    settings.directory.repository =

    # グローバル・リソースの配置先
    settings.directory.resource = /jp/co/hogehoge/resource/
  
上記例ではGlobal Ruleのパスは /jp/co/hogehoge/resource/Rule.xml です。

Local Rule


DataBeanと対となる個別のRule。Global Ruleの設定を継承する他、
指定したRuleをインポートことができます。

Local Ruleの配置先


Local Ruleは、対となるDataBeanと同じパッケージになるように配置します。
例えば「jp.co.hogehoge.event.SampleEvent」のRule定義は
/jp/co/hogehoge/event/SampleEvent.ruleとなります。

国際化対応(多言語化対応)

Attribute定義は多言語化されており、ファイル名に言語コード及び国コードを付加したものを
複数配置することで多国籍ユーザー向けのシステムが容易に開発できます。 (様式)
Rule_言語コード_国コード.rule / Rule_言語コード.rule
(例)Rule_en_us.rule / Rule_ja.rule

適用されるRule定義ファイルの優先順位

英語を例とした適用される優先順位は以下の通り
Rule < Rule_言語コード < Rule_言語コード_国コード

(例)英語対応にて以下の3ファイルを作成した場合 米国のユーザーはen_usが適用され、豪州や英国のユーザーはenが適用、
その他の英語圏でないユーザーは標準のRule.ruleが適用されます。

Rule定義をカスタマイズする

Rule定義は任意にカスタマイズでき、機能を拡張できます。

©Camel engineering LLP